【初心者必見】将棋が急に強くなるには?練習方法5つと勝ちやすい戦法3つを完全解説

  • 将棋初心者は詰将棋をしたらいいの?
  • 序盤・中盤・終盤での戦い方が分からない…
  • 強くなれる練習方法と勝ちやすい戦法を教えて!

将棋の初心者だと、すぐに強くなりたいけれど何から始めていいのか分からない方が多いはずです。序盤・中盤・終盤では戦い方が異なるため、駒の損得を重視するのか、スピードを優先する局面なのかを判断する必要があります。

アキ

アマチュア三段の私が、初心者向けのとっておきの上達法を伝授するので安心してください!

本記事では、初心者から早く脱出できるエキスだけ厳選して解説します。この記事を読むとライバルに負けない方法が分かります。結論は初心者が勝つためには、まずは得意戦法を身に付けて、中でも勝ちやすい攻撃的な戦法を選ぶことです。

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目次

将棋の初心者が強くなるために局面の考え方を分ける

将棋の初心者が強くなるためには、序盤から終盤の局面ごとの考え方を分けることが大切です。

序盤・中盤・終盤と局面が進むにつれて考え方に違いがあるので、以下で確認しておきましょう。

序盤での考え方

初手から進めて駒組を終えて、王様を金銀で守って攻める準備が完了するまでが序盤です。

序盤では手得を重視します。例えば、こちらから角交換して相手の駒を進めてしまうと一手損になるのです。

  • 手損しない
  • 玉を囲う
  • 攻める準備をする

最新のプロの将棋では居玉で戦うことも多いですが、アマチュアの初心者であれば自分の玉は金銀3枚で守りましょう。バランス良く飛車・角・銀・桂・香で相手への攻撃態勢も整えて、いつでも攻められるようにしておきます。

序盤は定跡化されていることが多いため、日頃の勉強の成果が出るでしょう。うっかりして駒を取られたり、手損したりしないことが大切です。

中盤での考え方

お互いの玉を囲いつつ、歩がぶつかり出すのが中盤です。対局の展開によっては、中盤が短いものや極端に長いケースもあるでしょう。

例えば、攻める隙を与えないように手待ちしていると中盤が長くなりがちです。中盤では駒得することが大切です。

  • 駒得を目指す
  • 相手玉を攻める
  • 相手からの攻めを受けてカウンターを狙う

どこを攻めるのが相手の急所かを考えて、相手が無理攻めをしてくればカウンターを狙いましょう。攻めながら駒得できれば、攻めが成功しているといえます。

攻めを受け続けると、かえって相手の攻めが速くなる場合があるため、いつでも攻めに転換できるように手がかりを作っておきましょう。

終盤での考え方

終盤では駒の損得よりも速度が大切です。駒得しても相手玉を攻める手がかりがなければ、勝ちづらいでしょう。相手玉を詰ますことができれば勝ちになるため、場合によっては飛車や角を切って相手玉に迫ることも多いです。

  • 駒の損得よりも速度
  • 一手でも先に相手玉を詰ませればOK
  • 飛車・角を切って相手玉を寄せるのも有効な手段

穴熊戦法などは、自玉に王手がかかりづらいため「駒損しても攻めが切れない限り大丈夫」といった穴熊独特の終盤での考え方があります。

終盤はスピード重視で相手玉に迫りましょう。

以下では将棋初心者向けの5つの練習法を紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

駒の価値を点数化する

日本将棋連盟ホームページのコラム記事「4つの基準を学び『形勢判断』できるようになろう!」によると、駒の価値を下記のとおり点数化しています。

歩1点・香3点・桂4点・銀5点・金6点・角8点・飛車10点:対局開始前は合計63点

名解説者でも有名な木村一基九段監修の「はじめてでもたのしめる かんたんマスター将棋」では、飛車を100点として駒の価値をグループ分けして決めています。駒ごとの点数は次のとおりです。

  • <スペシャルグループ>玉は無限大
  • <Aグループ・大駒>飛車100点・角95点
  • <Bグループ・金駒>金60点・銀55点
  • <Cグループ>桂35点・香30点
  • <Dグループ>歩5点

1桁違いますが、比率で見れば両者とも同様に評価されています。頭の中で計算するには、日本将棋連盟ホームページのコラム記事の方が分かりやすいでしょう。

対局前の駒の点数は63点で、2歩損して銀を1枚取られると「63-2-5=56点」です。点数化により数字で分かるので、形勢判断もしやすいです。対局中に意識すると棋力向上の練習になるでしょう。

初心者のうちに形勢判断するクセをつけよう!

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数多くリアルで対局する

将棋の練習方法として最適なのは、将棋盤を挟んでの対面の対局です。リアルな対局では、力も出しやすく対局数の増加に伴って棋力向上につながります。

数多く対面での対局後に感想戦をすれば、自分の将棋の長所・短所が見えてきます。

アキ

プロ棋士は必ず感想戦しますよね!相手の読み筋も聞けますよ。

近くに将棋仲間がいなければネットでのオンライン対局もいいでしょう。

将棋AIアプリと対局する

オンライン将棋での対局は、ハードルが高いと感じる初心者の方も多いでしょう。日本将棋連盟公認アプリの将棋ウォーズでは、対人だけでなくコンピューターの将棋AIアプリとの対局が可能です。CPUの難易度は、次の3段階に分かれています。

  • 簡単
  • 普通
  • 難しい

通常の対局と異なり、AIアプリとの対局は持ち時間の制限がないため時間切れで負けることもありません。スマートフォンで手軽に始められて、対局中に用事ができても心配は不要です。

無料の将棋アプリを詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。

>>関連記事▶「【将棋の無料ゲームおすすめ10選】初心者~有段者┃スマホで簡単にできるアプリを解説」

やさしい詰将棋を数多く解く

将棋初心者におすすめなのは、やさしい詰将棋を数多く解くことです。終盤力を身に付けるには、詰将棋が最適なためです。長手数の詰将棋は、実戦では読み切れないことが多いでしょう。

詰将棋を見つけるには、下記にアンテナを張っておくといいでしょう。

  • 将棋雑誌「将棋世界」の付録
  • 新聞の詰将棋コーナー
  • X(旧Twitter)の詰将棋の投稿

実戦では持ち駒が余ることが多いです。実戦形式での短手数の詰将棋を解きたい方には「羽生善治の将棋「実戦の詰み」問題集3・5・7手」がおすすめです。

実戦形式の詰将棋だから駒が余ることも!

>>「羽生善治の将棋「実戦の詰み」問題集3・5・7手」はこちらから

得意戦法を見つける

上記4つの練習法で、形勢判断や終盤力が身に付いて対局できるようになります。ただし、最も有効な練習法は得意戦法を身に付けることです。

自分の得意戦法があると初心者脱出につながりやすいです。一方で、得意戦法を持っていない方は上達が遅くなります。毎回経験の少ない戦法で戦ってしまうためです。

初心者の得意戦法選びでは、次のことに気を付けましょう。

  • 攻め重視のものを選ぶ
  • 自玉が堅いものを選ぶ
  • 将棋の書籍が数多く出版されているものから選ぶ

得意戦法を自分のものにできれば、棋力アップの可能性が高いです。以下では、将棋初心者でも勝ちやすい戦法を紹介していきます。

アキ

さらに「初段レベルになる上達方法も知っておきたい!」という方は下記の記事をご覧ください。

>>関連記事▶「将棋を趣味にして初段レベルに┃3つのメリットと5つの上達方法を解説」

楽して初段レベルを目指したい方には、プロ棋士のタイトル戦を見られるABEMAが向いています。ABEMAの将棋チャンネルは、解説者と聞き手が解説してくれるため、見ているだけで最新の戦法を勉強できます。さらに、将棋AIが次の指し手を示し勝率をパーセントで表示してくれるので、初心者でも分かりやすいです。

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ここでは将棋初心者でも勝ちやすい戦法を3つ紹介します。

いずれも破壊力抜群で攻めが好きな方に向いている戦法です。

棒銀

「ひふみん」の愛称で人気の加藤一二三九段は、棒銀戦法を得意とし「重戦車」とも呼ばれる破壊力で振り飛車に対抗していました。棒銀は、現在のプロ棋士の間でも採用される優秀な戦法です。

将棋の攻めの基本である相手の角頭の弱点を狙い、速攻を仕掛けます。相手が初心者であれば攻めを受け切るのは難しいです。

棒銀は将棋初心者でも勝ちやすい戦法の1つですが、自玉を固めて王手飛車には注意しましょう。

右四間飛車

右四間飛車は攻め味100%ともいえる、初心者にとって有力な戦法です。振り飛車の四間飛車党からは天敵と恐れられていて、高段者でない限り受け切るのは難しいです。かつての右四間飛車は、自玉の守りは船囲いで弱かったのですが、近年では将棋AIの進化により次のような堅い守りを採用しています。

  • エルモ囲い
  • 左美濃囲い
  • 穴熊囲い

右四間飛車ではエルモ囲いで攻めると見せかけて、相手に攻め手がなければ穴熊へと進展させる指し方も取られています。右四間飛車は攻め重視で初心者でも勝ちやすい戦法です。

石田流

石田流は、三間飛車に振ってから理想形を目指す戦法です。攻め筋が多く、将棋初心者でも勝ちやすいといえます。アマチュアの間では人気のある戦法です。

石田流は以下の3つに別れます。

  • 早石田
  • 石田流本組み
  • 升田式石田流

石田流に似ているものとして、四間飛車に振ってから浮き飛車で三間に回る「立石流」を好むアマチュアの方もいます。

初心者でも勝ちやすい戦法を詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。

>>関連記事▶「【将棋の勝ちやすい戦法6選】攻め方がわからない初心者に攻撃的な最強戦法を徹底解説」

初心者が将棋に強くなるためのよくある質問

以下では初心者が将棋に強くなるためのよくある3つの質問に答えていきます。

将棋の3大上達法は?

将棋の3大上達法は次の3つです。

  • 詰将棋
  • 実戦
  • 棋譜並べ

詰将棋と実戦は、比較的取り組みやすい上達法です。棋譜並べは、棋書と将棋盤・駒の用意が必要なため、比較的ハードルが高いでしょう。

一方で、棋譜並べには初心者にとって以下のメリットが挙げられます。

  • 定跡や手筋に明るくなる
  • プロの指し手を並べて筋がよくなる
  • 大局観が身に付きやすい

手間をかけて棋譜並べをすると、初心者が将棋を強くなるための基礎が身に付きます。

将棋初心者は何級からですか?

日本将棋連盟では、アマチュアのレベルを10級から六段までと定めています。

認定状が発行されるのは5級からなので、初心者とは認定状が発行されるまでの6級以下のうちでも10級に近い方といえるでしょう。

将棋の勉強の優先度は?

将棋の勉強の優先度としては、終盤・序盤・中盤の順序が良いといわれています。終盤は逆転が多く、勝敗に直結するためです。序盤は定跡が役に立ちます。

中盤は将棋の最も難しい場面が訪れるため、初心者が勉強する優先度は低いといえるでしょう。

まとめ:初心者が将棋を強くなるには勝ちやすい戦法を取り入れよう!

初心者が将棋を強くなる方法として、将棋初心者向けの5つの練習法と将棋初心者でも勝ちやすい戦法を身に付けることが挙げられます。

将棋初心者向けの5つの練習法は、以下のとおりです。

  • 駒の価値を点数化する
  • 数多く対面で対局する
  • 将棋AIアプリと対局する
  • やさしい詰将棋を数多く解く
  • 得意戦法を見つける

将棋初心者でも勝ちやすい戦法は、次の3つです。

  • 棒銀
  • 右四間飛車
  • 石田流

初心者が将棋を強くなるためには、勝ちやすい戦法を選びましょう。勝ちやすいのは積極的に攻撃する戦法です。

楽しく最新戦法を勉強する方法は、プロ棋士の公式戦が見られるABEMAの将棋チャンネルがおすすめです。24時間365日にわたり、将棋の対局を放映しています。

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ABEMAと他のDVDの違いについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

>>関連記事▶「【ABEMAとDMM TVを徹底比較】料金体系やメリット・デメリットを解説」

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