- 将棋が上達するには時間がかかる…
- 初段を目指す上達法が分からない
- おすすめの上達法を教えて!
将棋を趣味にしたものの「初段への道は遠くて面白さが分からない」と思われていませんか?実は駒の動かし方を覚えてから初段になるにはかなりの時間がかかります。なぜならさまざまな戦法への対応策を覚える必要がある上に、序盤・中盤・終盤の戦い方のリズムをつかむのが難しいためです。

強くなるのは本当に難しいですよね…私はアマ三段になるまで3年かかりました。
この記事ではアマ三段で将棋の盤駒に500万円以上つぎ込んだ私が、将棋の面白さと将棋を趣味にするメリットを3つ紹介します。この記事を読むと、初段に近づく5つの上達方法が分かるようになるでしょう。
結論からいうとABEMAの将棋チャンネルが、観るだけで上達できるためおすすめです。
>>関連記事▶「【ABEMAとアマゾンプライム】料金やメリットとデメリットを解説┃将棋観るならアベマ」はこちらから
将棋を趣味にする面白さが増えた



実際に将棋を指すのも楽しいのですが、最近は「観る将」の方が多くなり将棋の楽しみ方が増えました。
観る将とは以下のような人のことです。
- 推しの棋士の追っかけをする
- タイトル戦などの現地の前夜祭などにも出かける
- 棋士のランチ・夕食やデザートなどを観て楽しむ
私は推しの羽生善治九段の全盛期には、函館・札幌・熊本などへ飛行機を利用して大盤解説会を見に行って臨場感を楽しんでいました。
滋賀県彦根市で行われた羽生善治九段と谷川九段の「王将戦」では、対局開始からの10分間を対局者と同じ空間で観戦できて、緊迫した空気を味わえました。
将棋めしに興味のある方は、次の記事をご覧ください。
>>関連記事▶「【将棋の勝負めし】藤井聡太竜王の昼食の将棋めしを紹介!食事できる名店おすすめ4選」
将棋を趣味にする3つのメリット



将棋を趣味にする3つのメリットは以下の通りです。
以下で詳しく解説します。
決断力が身に付く
将棋を趣味にすると決断力が養われます。特にアマチュアの将棋では、短時間の間に指し手を選ぶ必要があるため、なおさらです。羽生善治九段は、著書「決断力」や「結果を出し続けるために」の中で次のように述べています。
- 将棋を指す上での決め手は「決断力」
- 的確に素早い決断をするためには情報を敢えて捨てる
- 大切なタイトル戦のときこそ一歩踏み込んでみる
タイトル戦で敢えて一歩踏み込むというのが、羽生先生らしい言葉ですね。
将棋では1手ごとに指し手の善悪を判断しなければならないため、決断力が身に付きます。




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羽生善治九段の「直感力」は、耳で楽しむ読書「オーディオブック」で耳学しましょう。
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継続力が身に付く
将棋を趣味にすると、継続力が身に付くのはメリットです。将棋が上達するまでには、勉強を継続する必要があるためです。
将棋は王様を詰まされるゲームで、自分の負けを認めるときには「負けました…」と投了の意思表示をしなければなりません。最後にミスをした方が負けるゲームなので、「もっと頑張ろう!」と次に向けて気力が湧いてきます。
私もアマ三段になるまで、約3年間かかりました。3年かけて次のことを繰り返し、継続力が身に付いたのです。
- プロ棋士の棋譜並べ
- 3~5手程度の詰将棋を数多く解く
- 将棋大会への参加を含めた実戦を繰り返す
推しの棋士が見つかると生活にハリが出る
私の推しは羽生先生(羽生永世7冠)です。推しの対局があれば、生活にハリが出ます。羽生先生の存在だけで励まされるからです。
羽生先生の対局日をチェックして、可能な限り対局をチェックするようにしています。手に汗握る接戦を勝てばほっとしますし、逆転負けで目の前が真っ暗になることも。
X(旧Twitter)を見ていると、将棋ファンの推しの棋士として次の3人が多いです。
- 藤井聡太竜王・名人
- 豊島九段
- 永瀬九段
皆さんも推しの棋士を見つけて、楽しそうで生活にハリが出ているようです。羽生九段の成績については以下の記事で詳しく紹介しています。
>>関連記事▶「【完全保存版】羽生九段が順位戦B級2組へ降級|これまでの成績と勝率を徹底解説」
将棋を趣味にして初段レベルになる5つの上達方法



将棋でアマ初段レベルになるための上達方法は以下の5つです。
以下で詳しく見ていきましょう。




「まだ初心者です」という方は、下記の記事を参考にしてください!
>>関連記事▶「将棋の初心者が将棋を強くなるには【5つの練習方法と勝ちやすい戦法3つ】を徹底解説」
>>関連記事▶将棋の始め方は初心者向きの将棋アプリでの対局がおすすめ【攻め方がわからない方へ】
将棋道場や大会での実戦
近くに将棋道場があれば、上達する手段として最適です。将棋道場では、プロ棋士や元奨励会員などが指導対局を行っているところもあるからです。有段者も多いですが、初級者の場合には駒落ちから指導してくれます。
都市部には将棋道場が比較的多いのですが、地方では近くに将棋道場のないこともあるでしょう。
近くに将棋道場がない方におすすめの上達法は、近隣地域の将棋大会への参加です。
- 車や電車で時間をかけて将棋大会に参加する
- 参加費と交通費がかかる
- 元を取ろうと一生懸命にならざるを得ない
私は県内や隣の県はもちろんですが、車で片道2時間以上かけて職場の将棋仲間と一緒に将棋大会に出場し入賞した経験があります。
将棋道場や大会での実戦は、対面ならでの上達方法です。「早く強くなりたい」という思いが強くなるでしょう。
オンライン将棋での対局
将棋のために外出する時間を取れない方におすすめなのが、オンライン将棋での対局です。近年では、さまざまな将棋アプリ・対局サイトがあり、手軽に始めやすいからです。
日本将棋連盟が正式に認めている将棋アプリ・対局サイトとして、下記の2つが挙げられます。
将棋ウォーズ(日本将棋連盟公認アプリ):プロ棋士との指導対局あり(有料)
将棋倶楽部24(日本将棋連盟公式のオンライン将棋対局サイト)
初心者から級位者の方には、将棋ウォーズがおすすめです。将棋ウォーズでは、駒の動かし方から対局(10分切れ負け・3分切れ負け・1手10秒)までが簡単にできるからです。
将棋倶楽部24は初心者から8段までのレーティング制を採用し、他の将棋アプリや対局サイトより高段者が多く昇段・昇級が厳しいといわれています。
将棋の無料アプリやゲームも多いので、以下の記事を参考に選んでみてください。
>>関連記事▶「【将棋の無料ゲームおすすめ10選】初心者~有段者┃スマホで簡単にできるアプリを解説」
将棋の本でプロ棋士の棋譜並べ
以前から多くある上達方法は、将棋の本でプロ棋士の棋譜を並べることです。パソコンのマウスでクリックするよりも、棋譜並べをして「指がこの手を指せといっている」という棋士もいるほどです。
私も「羽生の頭脳」を始めとした、数多くの将棋の本で勉強しました。将棋盤に棋譜並べるのとパソコンで観るのでは、頭への入り方が違うように感じます。
将棋の勉強法として、最も一般的なものが棋譜並べです。




私が購入した本を次の記事で紹介しています!
>>関連記事▶「【将棋の本おすすめランキング11選】購入した振り飛車・居飛車・詰将棋編」
将棋のYouTubeを観て戦法の勉強
将棋系ユーチューバーが多くなりました。将棋系ユーチューバーは、紹介した「将棋ウォーズ」での対局実況を配信しています。プロ棋士による配信も多いです。
また、読売新聞を始めとした5大全国紙はタイトル戦などの対局をYouTubeで配信しています。
YouTubeは簡単に観られるため、手軽な将棋の勉強法としては最適です。
私が常にチェックしているのは、以下の2つのYouTubeチャンネルです。
- ABEMA 将棋【公式】:ほぼ全てのタイトル戦をカバー
- JT公式チャンネル:将棋日本シリーズ「JTプロ公式戦」観戦用
ABEMA 将棋【公式】は、全てのタイトル戦の解説を聞きたい方に向いています。JT公式チャンネルは、持ち時間が短いので初心者の方にも適しているでしょう。
私が観ているおすすめのYouTubeは、以下の記事で詳しく解説しています。
>>関連記事▶「【将棋YouTube動画おすすめ9選】プロ棋士による定跡と棋譜や評価値入り動画あり」
ABEMAでの将棋観戦
将棋の初級者・中級者の方が初段を目指すには、1年を通じてタイトル戦を中心に将棋中継の生放送などを数多く見た方がいいでしょう。プロの棋譜に触れ解説も聞けるからです。
私のおすすめは、ABEMAの将棋チャンネルです。
ABEMA将棋チャンネルの魅力として、下記の2つが挙げられます。
- 解説者(プロ棋士)と聞き手(女流棋士)による指し手の解説が分かりやすい
- 将棋AIにより勝率が分かり、指し手の予想が楽しめる
楽しみながら毎日将棋の勉強ができるのは、ABEMA将棋チャンネルです。




プロのタイトル戦を観れるABEMAは、次の記事で紹介しています!
>>関連記事▶「【ABEMAとアマゾンプライム】料金やメリットとデメリットを解説┃将棋観るならアベマ」
将棋の魅力は道具にも│良い将棋盤と駒選びは上達の近道
大山十五世名人は「強くなりたければ良い盤と駒を持ちなさい」と言われました。将棋上達のコツを一言で子ども達を前にして言った言葉です。
良い盤と駒を持てば自然に手入れをするようになり、自ら磨いた盤駒を使って対局すると美しさに負けない棋譜を残すようになります。
良い将棋盤と駒は、有名碁盤店で入手するのが一般的ですが、実はふるさと納税の返礼品として入手する方法もあるのです。節税効果の高いふるさと納税での将棋駒の選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。
将棋を趣味にする方からのよくある質問



ここでは、将棋を趣味にする方からのよくある3つの質問を紹介します。
以下で簡潔に答えていきます。
- 将棋の魅力は何ですか?
-
将棋は頭脳ゲームで、運に左右されるのは先手・後手を決める振り駒くらいです。どんなに良い手を指し続けても、最後に間違えが方が負けるものです。
特にアマチュア将棋の終盤は、二転三転のシーソーゲームとなり見ているだけでもハラハラします。
- 将棋をすることでどんなデメリットがありますか?
-
将棋に集中し過ぎるあまり、他の用事に支障が出るのはデメリットです。時間を取られて、家事を後回しにして家族に迷惑をかけるような場合です。
かつては「将棋が趣味」というと周囲から暗く感じられがちな印象もありましたが、藤井聡太竜王・名人による将棋ブームにより現在では心配する必要がなくなったといえるでしょう。
- 将棋のプロ棋士になれる確率は?
-
将棋のプロ棋士になるためには、子どものうちに奨励会という棋士の養成機関に入ります。奨励会で三段に昇段すると、年2回の三段リーグで勝ち抜いたそれぞれ上位者2名の年間4名が4段となりプロ棋士が誕生します。(26歳の年齢制限あり)
将棋のプロ棋士になれる確率は、毎年わずか0.004%です。
- 原則として毎年4名がプロ棋士になれる(規程により成績良好な女流棋士・アマチュア高段者からも可能)
- 子どもで将棋のルールが分かるのは10万人
- 将棋のプロ棋士になれる確率=毎年4名÷10万人
参考:日本将棋連盟HP
参考:日本将棋連盟東三河支部HP
まとめ:楽して将棋初段レベルに近づくにはABEMAがおすすめ



画像引用元:日本将棋連盟HP
将棋を趣味にすれば、決断力と継続力が身に付きやすく、推しの棋士を見つけると生活も楽しくなります。
初段レベルになる5つの上達方法を紹介しました。
- 将棋道場や大会での実戦
- オンライン将棋での対局
- 将棋の本でプロ棋士の棋譜並べ
- 将棋のYouTubeを観て戦法の勉強
- ABEMAでの将棋観戦
自身に適した上記の上達法を組み合わせて、将棋を楽しみましょう。楽して将棋初段レベルに近づくためには、ABEMA
将棋はマインドも大切なため、オーディブルの耳学で羽生九段の「結果を出し続けるために」から永世七冠のマインドを学びましょう。




将棋で大切な直感は、以下の羽生善治九段の「直感力」をお手本に!
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羽生九段の輝かしい成績は次の記事で紹介しています。