【将棋で初段になれない方へ】初段になるメリットと免状取得方法や7つの勉強法を解説

  • 初段への道のりは遠い…
  • 早く初段免状を手にしたい!
  • おすすめの初段になれる勉強法を教えて!

将棋の初段を目指して日々努力しているものの、なかなか達成できずに悩んでいる方も多いでしょう。将棋初段への道のりには、効率的な勉強法があります。

アキ

私もアマ三段になるまで3年かかりました!

本記事では、将棋で初段になるメリットや初段免状の取得方法、確実に上達するための7つの勉強法まで詳しく解説します。

記事を読むと、YouTubeやABEMA将棋など、将棋本以外を活用した上達方法も紹介するので最後までご覧ください。

>>初段になる7つの勉強法を早く知りたい方はこちらから

プロ棋士の公式戦を観戦して簡単に将棋を勉強するには、ABEMAの将棋チャンネルがおすすめです。将棋AIの読み筋も分かり勉強になるからです。

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目次

将棋で初段になるメリット

将棋で初段になる主なメリットには、次の2つが挙げられます。

  1. 級位者とは大きな違いがある
  2. 将棋ウォーズから初段免状を申請できる

以下で詳しく見ていきましょう。

級位者とは大きな違いがある

初段と級位者との間には大きな違いがあります。

  • 初段ならプロフィールや資格取得欄に書きやすい
  • 将棋大会で「級位者」と「初段以上」のクラスに分かれることが多い
  • 周囲からは「段持ち」と一目置かれる

初段になれば周囲からの目も変わってくるでしょう。

将棋ウォーズから初段免状を申請できる

日本将棋連盟公認の「将棋ウォーズ」で対局している方も多いでしょう。将棋ウォーズでの段級位と同じ免状や認定状の取得が可能です。(5級~六段まで)

将棋ウォーズ以外でも、下記により段級位を取得する方法があります。

  • 将棋倶楽部24の段級位と同じ免状・認定状(5級~六段)
  • 81Dojoの段級位と同じ免状・認定状(5級~六段)
  • 日本将棋連盟機関誌の将棋世界の昇段コース(初段~六段)
  • 東西の将棋会館道場で段級位の認定に合格
  • その他プロ棋士の推薦など

自分が利用しているサービスからの申請がおすすめです。

将棋で初段になるまでの勉強時間と免状取得方法

将棋で初段になるまでの勉強時間と免状取得費用を紹介します。

  1. 初段になるまでの勉強時間は最低でも1年
  2. 初段免状の取得には33,000円かかる

以下では、それぞれについて見ていきましょう。

初段になるまでの勉強時間は最低でも1年

初段になるには、早くても1年かかるのではないでしょうか。私の場合は、三段まで3年かかったからです。

下記のポストの通り人によって違いがあります。

「人より昇級が遅いのでは」と気にしないようにしましょう。将棋の勉強にかけられる時間や環境が違うからです。

初段免状の取得には33,000円かかる

免状料金料金は下表を参照してください。

スクロールできます
段級位級位認定状初段免状二段免状三段免状四段免状五段免状六段免状
料金4,400円33,000円44,000円55,000円77,000円110,000円275,000円
備考10~1級(印刷)自筆自筆自筆自筆自筆自筆

1級認定状は印刷で4,400円ですが、初段免状は33,000円と高くなるものの自筆です。日本将棋連盟に問い合わせたところ、羽生会長と藤井聡太竜王・名人の署名があるため人気で、申請から手元に届くまで約6カ月待ちの状態です。

将棋で初段になる勉強法

将棋で初段になる主な勉強法を7つ紹介します。

  1. 定跡や手筋を勉強する
  2. 短手数の詰将棋を数多く解く
  3. 得意戦法を身に付ける
  4. 将棋系のYouTubeで勉強する
  5. ABEMA将棋チャンネルでプロの対局を観戦する
  6. 対局でアウトプットし振り返りをする
  7. 勉強と対局はバランス良く

以下で確認していきましょう。

定跡や手筋を勉強する

書籍で定跡や手筋を勉強します。必要に応じ棋譜を並べると頭に入りやすくなるからです。

  • 定跡を知っていると考慮時間の短縮に
  • 序盤・中盤・終盤の手筋を知るのは大きな強み
  • 棋譜並べにはプロ棋士のエッセンスが満載

定跡や手筋の勉強は怠らないようにしましょう。

中級~初段向けの本を知りたい方は、【関連記事】▶「【将棋の本おすすめランキング11選】購入した振り飛車・居飛車・詰将棋編」をご覧ください。

手筋本のレビューを知りたい方は、【関連記事】▶「【将棋本レビュー13選】初心者~中級者おすすめ┃Kindle Unlimited対応」をご覧ください。

短手数の詰将棋を数多く解く

将棋で初段になる勉強法として避けて通れないのは、短手数の詰将棋を数多く解くことです。数多く解けば「この形は詰むかも」と、実戦でも詰みの形が分かるようになるからです。

  • 1~5手の詰将棋で十分
  • 実戦に現れにくい長手数は不要
  • 数分かけて分からなければ解答を見ても大丈夫

解答を見て、詰みやすい形や詰みのパターンを押さえるのが先決といえます。

得意戦法を身に付ける

初段になるためには、得意戦法を身に付ける必要があります。得意戦法で1つの型に熟知していないと、初段前後の相手には通用しないからです。

得意戦法には、以下のように積極的な戦法を選びましょう。

  • 右四間飛車戦法
  • 石田流三間飛車戦法
  • ゴキゲン中飛車戦法など

攻め負けない戦法を知りたい方は、【関連記事】▶「【将棋の勝ちやすい戦法6選】攻め方がわからない初心者に攻撃的な最強戦法を徹底解説」をご覧ください。

将棋系のYouTubeで勉強する

初段になるには、次の将棋系のYouTubeのチェックも欠かせません。

上記は完全無料なので、利用しない手はありません。

ただし、全てのタイトル戦は観られないので注意しましょう。

おすすめの将棋系のYouTubeを知りたい方は、【関連記事】▶「【将棋YouTube動画おすすめ9選】プロ棋士による定跡と棋譜や評価値入り動画あり」をご覧ください。

ABEMA将棋チャンネルでプロの対局を観戦する

ABEMA将棋チャンネルでは、プロの公式戦を観られます。全てのタイトルを放映し、365日放映しているのでおすすめです。

  • 解説者(プロ棋士)と聞き手(女流棋士)による指し手の解説あり
  • 解説者と聞き手が3~4人いるため盤面だけの時間はほぼない
  • 最新の将棋AIで指し手の予想が楽しめる

リアルタイムでは無料で観戦できますが、仕事や家事で忙しい方にはABEMA将棋チャンネルの通常プレミアムプランで、後追い放送やダウンロードの視聴も可能です。

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対局でアウトプットし振り返りをする

インプットは上記の5つで十分です。初段になるには、対局でアウトプットし振り返りをしましょう。感想戦をすると以下のメリットがあるからです。

  • 相手とのリアル対局では相手の読み筋が分かる
  • 将棋ウォーズでは将棋AIから局面の最善手を教えてもらえる
  • 負け将棋と思っていてもどこかで勝負できた局面が分かる

私も職場の将棋クラブでは感想戦を行い、現在でも棋譜を残しています。棋譜を残せば、月日が経過しても振り返りが可能です。

勉強と対局はバランス良く

勉強と対局のバランスは人や棋力によって異なりますが、以下の傾向が見られます。

  • 将棋のルールを覚えたての初心方:対局のみが多い
  • 中級者の方:定跡などの勉強が必要になる
  • 初段手前の方:対局と勉強の両方が欠かせない

将棋で初段になるためには、勉強と対局にかけるバランスの偏りに注意しましょう。

まとめ:将棋で初段になるには勉強と対局のバランスに気を付けよう!

将棋の初段になるには以下の7つの勉強法を取り入れて見てください。

  1. 将棋の書籍で定跡や手筋を勉強する
  2. 短手数の詰将棋を数多く解く
  3. 得意戦法を身に付ける
  4. 将棋系のYouTubeで勉強する
  5. ABEMA将棋チャンネルでプロの対局を観戦する
  6. 対局でアウトプットし振り返りをする
  7. 勉強と対局はバランス良く

勉強と対局のバランスに気を付けて、初段を目指しましょう。

ABEMA将棋チャンネルの通常プレミアムプランでは、後追い放送やダウンロードの視聴も可能なため、仕事や家事で忙しい方に向いています。

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